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お見舞いの時に気を付けたい!プリザーブドフラワーを選ぶポイント
■お見舞いに生花はNG?病院が不可にする理由
家族や知人が入院した時、生花はお見舞いの品に選ばれる定番でした。けれども最近では、生花の持ち込みを不可としている病院が増えているので、注意が必要です。その理由として、生花に付着している雑菌や花粉が、他の入院患者の感染症やアレルギーの原因になる恐れがあるからです。特にICU(集中治療室)は厳しく制限されるでしょう。
そのような問題が無かったとしても、生花を贈ることで負担をかける場合もあります。例えば、生花を活けるには花瓶を用意しなければいけません。こまめに水を取り換えないと、腐敗して治療に影響を及ぼす可能性もあります。枯れた花の処分に関しても気になるところです。匂いが強いと他の入院患者にとって迷惑になる恐れもあるでしょう。
その点、プリザーブドフラワーであれば手入れしなくても長持ちして、匂いの心配もありません。そのまま飾れるので花瓶も不要です。もちろん加工の過程で花粉や雑菌も除去されています。そのため、生花の代わりにお見舞いの品としてプリザーブドフラワーを贈る人が増えているのです。
■プリザーブドフラワーを選ぶ時は「縁起」に注意
病気の治療は、とてもデリケートです。軽いケガならともかく、長期にわたって入院すると本当に完治できるのか不安になります。特に「縁起」を重視する人へプリザーブドフラワーを贈る時は、細心の注意を払った選び方をしたいものです。本人が気にしなくても、家族が気にする場合もあります。
例えば色は、血を連想させる「赤」や葬式を連想させる「白」「黒」はNGです。花の種類では仏花として扱われやすい「菊」は避けましょう。本数も「4(死)」や「9(苦)」にならないよう注意が必要です。「アジサイ」のように花びら(4枚)の枚数を気にする人もいます。「13」もキリスト教では忌み嫌われる数字です。
また、鉢植えのように「根」がついているのは「病院に根付く=いつまでも退院できない」、ドライフラワーは「死んだ花」を連想させます。プリザーブドフラワーも、生花の活動を止めて長持ちさせているため、同じように考える人もいます。プリザーブドフラワーが必ずしもベストな選び方とは限らないのです。
■お見舞いに向いているプリザーブドフラワーは?
相手の迷惑にならないだめにも、プリザーブドフラワーを贈りたい時は、前もって好みの花や色を確認しておきましょう。特に希望が無ければ、黄色やオレンジなどのビタミンカラーや、ピンクのように明るい色が向いています。小ぶりのガラスドームやバスケットに入っていれば置く場所を選びません。
予算は仕事上の付き合いなら3,000円、友人は5,000円がベストです。あまり高額では却って気を使わせて、快気祝いの負担になってしまいます。お見舞いの品にサプライズは不要です。プリザーブドフラワーを贈る時は、相手の気持ちになり、負担をかけずに喜んでくれそうな選び方をしましょう。