プリザーブドフラワーの作り方|必要な材料や工程とは?|プリザーブドフラワー専門店【フィサリス】

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プリザーブドフラワーの作り方|必要な材料や工程とは?


■時間があればご自身でも作れるプリザーブドフラワー

イラスト

記念日のプレゼントで人気のプリザーブドフラワー。生花に特殊な加工を施して、瑞々しさや鮮やかさを長持ちさせたものです。値段は生花よりも高めで、自分で作るのは難しそうに思えますが、生花と道具を揃えることで、簡単な物であれば作ることも可能なのです。最低限必要な材料と道具は、生花、アルコール、着色料、保存料、容器、ピンセット、園芸用ハサミの7つです。


生花は、バラが初心者には扱いやすいでしょう。手に入りやすいカーネーションでも大丈夫です。アルコールはエタノール、保存料はグリセリンが使えて、どちらもドラッグストアで販売されています。これらを入れる容器も2つ以上用意しましょう。着色料はインクや食紅をはじめ、プリンタのカートリッジに残ったインクも使えます。


花は脆くて繊細なので、取り扱いにはピンセットを使った方が無難です。園芸用ハサミがあれば茎をきれいに処理できます。


■まずは水分を抜いて色を付けよう

プリザーブドフラワーの作り方は、大きく分けて5つの工程があります。まず、材料の花に水を吸わせて元気な状態にしなければいけません。その方がきれいに仕上がるからです。水の中で茎を斜めに切れば、空気が入らず、広い断面から効率よく水を吸ってくれます。花全体が萎れているなら、湿らせた新聞紙で包みましょう。材料の花が元気になったら、茎を2~3㎝ほど残して切り落とします。


次の工程は脱水です。容器に花が完全に浸かるくらいのアルコールを注ぎ、その中に花を沈めます。この時、ピンセットでつまみながら、軽く揺らして空気を逃がしましょう。花びらの色は1時間ほどで抜けますが、ガクや茎まで真っ白にするならもっと時間が必要です。


色が抜けたら、次は着色料を混ぜた保存液に漬けます。グリセリンを使うなら、半量の水で緩めておきましょう。人肌程度に温めると吸収力が高まります。花の大きさにもよりますが、最低でも半日以上はかかると思っていた方が良さそうです。


十分に着色できたら、再びアルコールに漬けて洗浄し、余分な着色料を落とします。色が抜けないように手早く行いましょう。最後に直射日光を避けて乾燥します。台座があれば、この工程で同時に花の形を整えられるので一石二鳥です。揚げ物の油切りパットや、小さい花なら水切りネットが使えるでしょう。この作り方で3~7日程度で完成します。


■さらにアレンジメントするなら

プリザーブドフラワーを飾るには、さらに手を加えてアレンジメントにする必要があります。茎の代わりとなるワイヤーや、植物らしさを出すためのフローラルテープ、土台となるアレンジフォーム、器など多くの道具が必要です。


ご紹介したように、手間暇をかけることによりプリザーブドフラワーは作ることができます。ただ、やはりデザイン性を求められるものや選ぶ花によっては、初心者の方では難しい作業もありますので、購入するか作ってみるかは、プリザーブドフラワーが必要となるシーンに合わせて決めてくださいね。